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航星日誌

誰にも収集疲れはある、コレクションをしていて壁に突き当たる瞬間だ。
やたらと会場限定だの限定販売だのを繰り返しているアーティストの
作品を集めるのは本当に苦しい、楽しさよりも苦労の方が絶えない。
勿論アーティスト側はあの手この手を使ってライブに足を運んで欲しいとか
売り上げを1枚でも伸ばしたいという気持ちは痛いほどわかるのだが...。
そういう類いのアイテムを連発して、その後一般発売のCDに全曲収録とか
ベストアルバムみたいな形でイリシューされた時の落ち込み様と来たら。
勿論集めることに付随してライブも楽しかったとか思い出が出来たとか
そういうポジティブな思考ならともかくとして、コレクターの多くは
恐らく「あれだけ苦労して時間もお金も使ったのに...」と苦々しく
思う気持ちも当然だと思うし僕もきっとそう思ってしまうだろう。
昔はね、会場限定でも逃げ道があったというか、一部の店頭に
デッドストックが流れることもあったからライブに行かないでも
まあチケット代程の金額とトレードオフで入手出来ることもあったので
それほど集めること自体も苦ではなかったし十分網羅出来ていた。
今の時代は福袋みたいな形で会場限定や配布作品が手に入るチャンスも
無きにしも非ずではあるが価格は高めだし限定数ゆえに難易度も高い。
何にせよ集めることが昔よりも格段に難しくなってきていることは確か、
それなのにリアル店舗じゃ売れないしライブへの呼び水にはなり得ないから
会場限定とか配布が必然的に多くなるのだろう、それは全てが悪循環に見える。
結局限定作品は転売の餌にされやすいしライブ当日の夜には何個も出品
されてしまっているのが現状で、それは本当にオーディエンスのことを考えて
活動しているのかなとも思う、違和感ばかりが付き纏うし、そもそも
そこまで魅力を感じるパワーを持ったアーティストも不在だから
シーンそのものがどんどん劣化し停帯してしまっているのだろう。
住み分けすら出来てないというかね、昔は純粋なファンとかコレクターとか
自分もいずれバンドをやりたい人とか色んなスタイルのオーディエンスに
支えられていたとは思うんだが言葉は悪いけど今はアーティストと
身近になりすぎたせいか邪な考えを持つような人間が多くを占めている気がする。
全くつまらないね、刺激もないし似たような新人が出てきては消え、の繰り返し。
twitterを見れば90年代への回顧主義の人達が幅を利かせて今のアーティストには
目もくれない、若い人もそうなんだもの、そりゃシーンも活性化しないわな。
もう僕は一線から退いたし最近のアーティストは全然知らないし興味もないから
彼らのことを非難する立場にはないかも知れないけど少なくても夢中であった頃は
リアルタイムのシーンを応援してきたと思う、それが正しいとも思っていた。
だからシーンもオーディエンスも何か今はだいぶ変わってしまったなと思う。
このまま廃れていく運命なのかも知れない、それはそれで仕方ないのかな。
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