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航星日誌

T掲示板の中心人物であったYさんは僕よりもずっと実年齢が若いのにしっかりしていた。
掲示板が荒れないように皆を上手く扇動していたし絶対に偉そうにもしなかった。
その頃のT掲示板の2トップというとYさんと僕であったと思うが掲示板内でも若輩者で
あった僕だったのに親身にしてくれていたOというお店の新譜情報とか独自のルートを
持っていたので地方の人を中心に僕の書き込みを結構情報源として注視していたと思う。
まだ当時は専門店がHPを持つ時代でなかったし情報は足で見つけて来るか雑誌に載っていた
専門店の宣伝ページを見るくらいしかなかったので相当僕の情報書き込みは早かったのだ。
Oの新譜情報以外にもN氏からB店の新譜情報も聞いていたので情報屋みたいな役割だったな。
Yさんは購入したCDの感想をよく掲示板に投稿していたしリクエストも受け付けていた。
そのYさんの文章力は卓越しており僕はどこか彼に嫉妬もしていたと思う、だからこそ
Yさんに負けず劣らずせっせと掲示板によく投稿していたが彼には勝てる気が全然しなかった。
どちらかというと僕は感情的でYさんは理路整然としたタイプで異なる二人の書き込みが
掲示板の中で漂い、それを皆でまたレスし合うという活気溢れる毎日が本当に刺激的で
楽しかった、今とは違って書き込みの通知もなければ古い書き込みは削除されてしまう、
そんなシンプルで儚いシステムであったがT掲示板は他のどこよりも盛り上がっていた。
そういえばMさんという聡明な女性もよく書き込みをしていてYさんと討論していた。
その後Mさんは何故かアスキーアート界に進出してあちこちで名前を見掛けるほど
有名になっていたが同時に匿名掲示板に出入りするようになってYさんを敵視していたのが
残念だったな、お互いのプライドが譲らない事態がそういう結末を招いてしまったんだろう。
どこかにT掲示板のログの一部を印刷した紙が残ってると思うのだがすぐには見つけられない。
いずれ出て来た時には公開してもいいのかなと思う、僕も随分長い間見てなかったし。
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