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航星日誌 -I think at the last night-

これが平成最後の記事になるのだがまあここでブログも終わってもいいんだけど
まだアップしてない記事がたくさんあるのでもう少し皆さん付き合って下さい。
記事を毎日連投してる時期はあまり精神状態が良くない時だったりして
眠れない夜に何個も書いてしまっては結局内容的に問題があったりするので
ボツにしてしまってるものもたくさんあるのだが...。
どこまで書いていいのかよくまだわかってないし僕自身ならいいけど
記事に登場してる人に迷惑がかかったり妙な憶測を呼ばれてもね。
そういえばSは連休中はずっと土日営業の時間帯で開店してるようだ。
平常時は平日19時までで土日だけ20時までなのでなかなか行く時間が
取れないユーザーが多いと思うのだがこの機会に行かれたらどうだろう。
まあもう少し来店客にメリットがあるような店作りをして欲しいけどね。
ネット優先っていうのは時代の波なのかねえ、理解には苦しむが。
別に年号が変わるからって根本的には何も変わらないし昭和から平成に
なる時は色々緊張感とかそういうものも若干はあったけど今回は
何か特に思い入れもないし長い連休で逆に疲れてしまいそうな感覚。
先日予告した片付けは少しづつだが進んでいてもう少し思い切って
色々捨ててもいいのかなあとも思う、90年代の音楽雑誌は割と保管を
していたがもう読み返すこともないだろうし場所ばかり取るから
そろそろ処分してもいいかなあとも思うようになってきた。
平成元年からCDを買い始めて、ここまで集めて来たのだけど
1枚1枚に思い入れがあって、例え忘れていたとしてもこのブログを見れば
いつどこで入手したのかがわかるようになっていて「ああ、まだこの頃は
祖父も元気だったなあ」とか誰かと一緒に買い物に行った時に買ったとか
色々思い出すことも出来て、それはまあ記録していて良かったと思う。
当時結構高い値段で買ったけど今は価値が激減しているものもあれば
その逆もしかりでコレクションっていうのは本当に面白いものだ。
ネットの個人売買を利用せずともここまで集めることが出来る
証明にもなるしネットに頼りきりの人たちに決して劣ってはないと思う。
ここまでよくやった、全く何もないところからここまで来れた。
もう自分のことはコレクターともリスナーとも思ってないので
次の時代はゆっくりのんびりあまり考え込まないで自然にいたい。
いつかこのブログも終わると思うけどいちいち終わりますとか
そういうことも宣言せずにある日を境に更新が途絶えるとか
そんな感じの方がいいと思うので、読者の人がどれくらいいるのか
全然わからないけど(何度も言うがアクセスログはつけてないです)
そういうスタイルのブログなんだなと思って下さればと思います。
ちなみにN氏とか身近な人間にもこのブログは教えてないので
本当に偶然検索とかで辿り着いた人だけが読んでほしいし
他の人に触れ回っては欲しくないかなあと思う。
自分だけが知ってるブログみたいな、そういう隠れ家的でいい。
これも何度も書いてるけど僕には承認欲求とかどうでもいいので。
無名な方が好き勝手書きやすいし変なしがらみもなくて丁度いい。
基本的に人には積極的に絡んでいかない性格だがそれでも平成の間に
たくさんの人にお世話になってここまで来ることが出来た。
もう連絡すら取れない人もたくさんいるけど誰一人のことも忘れてないし
ふとした時に思い出すし、一生心の底から感謝し続けたい。
親切にしてくれたお店の方々、貴重なCDを譲ってくれた方々、
素人だった僕に音楽を教えてくれた方々、応援してくれた方々。
本当にありがとうございました。

皆さんのおかげで自分の中で到達点を迎えることが出来ました。
こんな終わり方は不本意な部分もあるけど納得しなきゃとも思う。
誰の人生もそうであろうけど、全てが満足出来る結果になることはない。
それでもどこかで自分を許し、人を許し今を受け入れることが大事だと思う。
平成の始まりから終わりまでがむしゃらに生きた音楽人生に悔いはない。
本当にここで一区切り、また明日から何かを見つける毎日が始まる。

いつも読んでくれてどうもありがとう。
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航星日誌

連休の時間がある時に一念発起して少し片付けをしようと思っている。
本丸のCDにはまだ触れる気がしないのでまずはフリーペーパーや
チラシ類を思い切って処分出来たらと考えている。
特に近年のものは特に資料価値もないし読み返すこともないだろうから
場所ばかり占有するので以前から何とかしなきゃと思っていたのだ。
チラシは古いものだとだいぶ処分もしてしまったし近年は受け取りすら
してなかったのだがそれでも買い物袋に入っていうものなど細かく言うと
多少部屋の中で目にはついてたのでそれらも一気に大処分出来たらいいなあ。
紙ものは正直需要もないし保存が難しい割には価値がつかないので
大事に所持していてもあまり意味がない。
流石に90年代のマイナーなミニコミなどは資料にもなるし
市場価値は除いてもCD以上に手に入りにくいものも多い。
近年は複数のフリーペーパーが乱立していてお店に行く度に
新しい号が出てたりもするがもう読んでもいないし必要がない。
今後は貰うことさえもしなさそう、受け取っても邪魔なだけ。
こうやって興味が薄れると本当にどうでもよく思えてくる。
だからCDには意図的に近づかないようにしている。
選別なんか始めたら多分どれも必要ないって結論に達するのは
目に見えているし、現にN氏が今そういう状態で
僕の持ってないデモテープやCDを「買わないか」と
色々写真を送って来ては交渉しているところだ。
中には貴重なものも含まれており「これを手離すのか」と
驚きを禁じ得ないアイテムまでも現在交渉のテーブルの上にある。
正直僕自身がそこまで意欲がないので僕が買わない場合は
フリマアプリかネットオークションに出す意向もあるようだ。
N氏的にはなるべく僕に買って欲しいと思っているだろうから
無下に断るのも申し訳ない気持ちもあるが心がついていかない。
平成もあと数日で終わる、始まりから終わりまでの30年か。
正確には今年はもう音楽に携わってないので29年だけど
ボーナス的にプラス1年で合計30年ということにしておくが
30年を趣味に没頭出来ただけでも十分に幸せだったと思う。
聞き続けたくても亡くなってしまった人もいる。
なかなか一つの趣味を30年も止まることなく探求し続ける人は
いないし周りの人間はほとんど呆れてはいるが一定の評価も
してくれているからこんな僕でも意外に根性があったのだ。
それともう一つ、新たにtwitterを始めてみた。
勿論、音楽関係には一切触れずに他の趣味を中心に運用している。
音楽に関してはこのブログがあるしtwitterでは触れたくない。
もう一度ゼロから始めてどこまで伸ばせるか、自分を試してみたい。

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航星日誌

最近は30年の出来事が走馬灯のように邂逅している。
あまり過去を思い出すことはなかったが音楽から離れてからは
色々忘れていたことも含めて「あんなことがあったなあ」と
ふっと思い出しては忘れぬようにメモをしたりしてブログの
題材に回しているわけだがこういうブログはあまり世の中にないので
自分が読みたいなあと思えるような内容にしていたりする。
個人的には長ったらしいライブレポなどのブログは読む気がしない。
主観が多いし他人の感想なんかにはまるで興味がないのだ。
それは多分2000年代の初期にネットが一気に浸透して
当時はまだ動画サイトなどもなかったから他人の感想を
基準にCDの購入などをしていた人が多かったせいか
そういうものに対しての反骨心みたいなものが強かった。
誰かが良いと言えばそこに集中し、誰かが良くないと
言えば皆で嫌煙する、そういう風潮がとても嫌で仕方なかった。
良し悪しは自分で判断するものだ、人の感想をアテにするものではない。
聞きもしないうちに誰それが批判してたから聞かないなんて本末転倒だ。
ジャケ買いで鍛えられてきた世代なりの小さいプライドかも知れないが
他人の意見に左右されるようなら音楽なんか聞かない方がいい。
少なくてもそういう受け身の人には良い音楽なんか見つけられないと思う。
自分の耳を信じて疑わず、常にアンテナを張って探究心を持つ。
TLに落ちてくる情報を待っているのでなく自分から探しにいく。
そうやって自分の好きな音楽をどんどん掘り下げていくのが楽しかった。
そういう魅力をこのブログを見つけた人たちに伝えたくて
こうやって綴っているのかも知れない、若い世代に淡い期待を込めて。
Hの閉店時に店員さんに聞いたのだが一番お店に来てたのは僕だったようだ。
定期的に足を運んでいたっていうのもあるがよくまあ行ってたなあ。
Hだけで多分3000枚くらい購入したような気がする、気が遠くなる数だ。
本当にお世話になったし生涯に渡って感謝を忘れえぬお店だと思う。
そういえばOの末期はほとんど店として機能しておらず店頭で売れなくて
ネットオークションが主であったし仕入れも売りに来てくれないから
外に出て他店で購入したものを販売してたりもしていた。
そうなるとますますお客の足は遠のき常連さんたちも来なくなった。
最後の最後まで通ってたのは僕だけだった、僕はSさんが好きだったので
別にCDがなくてもSさんに会いにお店に通うのが習慣化していた。
Sさんとあちこちのチェーン店を回っては何か売れるものはないかと探した。
一喜一憂しながらSさんとCDを探す時間もとても楽しかったなあ。
閉店する際には「どうせ全部捨てるから」と色々頂いてしまった。
ほとんどお店の中が空になった姿を見た時はやはりショックだった。
お店の終わりというのはこんなにも寂しく切ないものだと知った。
一番辛かったのはSさんだと思うが...志半ばの閉店劇だった。
OもHももう過去のことだ、あっという間に時間が過ぎていく。
もう僕が常連になるお店はない、そこまで通う気力すらもない。
そして僕はもうコレクターでもないし、リスナーでもない。
欲しいものもなければ興味もない、何となく遠目でウォッチしてるだけだ。
あとは若い人が後を継いでくれたらいいと願うばかりだけど
こういう時代だからなかなかコレクションを集めるのも大変だと思う。
オークションサイトやフリマアプリを頼っても限界があるだろう。
貴重なものほど競争率も必然と上がってしまうと思うし。
やっぱり足で稼いでなんぼとは思うけどそうもいかない世の中だ。
お店が激減してるんじゃ買いに行きたくても行けないわけだから。
PやSの入荷リストが閑散してる現状を見れば本当に今の世代は気の毒に思う。
つくづく僕は恵まれていた、ブログの過去の記事を見てもわかる通り
Pでも一番良い時期に色々と買えたし毎日カートに入れるものがあった。
まるで金脈を掘り当てたごとくザクザクとお宝が低価格で舞い込んで来てたのに
僅か数年でこの陥落ぶりだから急速にシーンが低迷してるのを痛感している。
これまでの30年とこの先の30年ではもっともっと変わって来るはず。
CDはどうなるんだろう、音楽はどうなっていくんだろうね。
残念ながら、僕がきっとそれを見届けることはないと思う。

航星日誌

平成元年から音楽を聞き始めて平成の終焉と共に音楽から離れつつある。
非常にわかりやすく覚えやすいし全体的には良い30年を生きれたと思う。
今では当然のことだが消費税が導入されたのも平成元年の4月1日だ。
CDプレーヤーが急速に浸透し始めてあっと言う間にCDのシェアが広がった。
当時はアルバムが2800円、CDシングルに至っては(縦長サイズだったが)
800円という比較的低価格だったし初回限定の特殊ジャケが多かった。
今となっては棚に綺麗に入れたいので通常ケースの方が好きだが。
当初は据え置き型のCDプレーヤーで聞いていたのだが通学時にも
CDが聞きたいのでCDウォークマン(当時はディスクマンの名称だった)を
購入しては持ち歩いてた、結局通算5、6台は買い換えたと思う。
買い換えをする度に薄くなったり音飛び防止機能がついたり電池が
長持ちしたりデジタルアンプ搭載で音が劇的に良くなったり
機能の進化を体感出来ていちいち感動していたのを覚えている。
今や空のCDRなんてほとんどただに近い価格だが90年代後期に
出て来た頃には驚くことに1枚2000円近い価格設定だった。
初めて買ったCDR作品は97年12月に発表されたvie eterneleの
『revive』だったと思う、CD盤が虹色でびっくりしたのだ。
相当早い段階でPCやプリンタ、CDRドライブを所持していたのだろう。
前述の通り空のCDRが高価な時代だったので恐らく
コストがかかりすぎて赤字覚悟の作品だったに違いない。
ジャケットや歌詞カードもインクジェット用紙を使用していた。
盤面印刷はなくテプラで作ったタイトルのシールが付属。
2000年の前半頃になるとCDRも低価格になりプリンターの
技術も進化して盤面印刷も個人で出来るようになったが。
とにかくハンドメイドな仕様でこういうCDもあるのかと感嘆。
Matinaレーベルから離脱してからのリリースだったこともあり
音楽性はだいぶソフトに変化していて聞きやすかった。
わかりやすく言うとソフヴィに限りなく近い音楽性だった。
一部の店頭でも取り扱いがあったがPにも未入荷だし全く現在は
見掛けない作品なので探してる人は少なくないと思われる。
話が大幅に逸れたが90年末期になるとMDが出現した。
一部のアーティストもMDで作品を発表したりもしたが
2000年に入るとiPodの躍動によりあっという間に消えた。
デモテープをMDにダビングして曲をスキップ出来たり
そんな簡単なことでも当時はいたく感動したものだ。

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航星日誌

Xの『BLUE BLOOD』が発表されたのが89年4月21日。
本当に30年が過ぎてしまった、時間の流れの速さを痛感する。
発売日に購入したかは定かではないが当時TVでX(現X JAPAN)を
見て衝撃を受けた僕は翌日早速CDを買いに店へと走った。
鮮烈なビジュアルイメージからは想像出来ない歌謡ハードロックな
音楽性はポピュラリティも兼ね備えており意外にも聞きやすかった。
まだCDを合計で10枚も持ってたかどうかの本当に音楽を聞き始めて
間もない頃でもはやこの趣味が30年も続くとは露にも思わなかった。
周りの人を見渡しても今やCDを購入してる人の方が少ない。
同年代でもそんな感覚だし若い人に至っては動画サイトや
違法DLが当然の世代だしCDなんて買うものではないと思っている。
それは時代の流れであったりスマホにお小遣いを取られているから
仕方のないことかも知れない、僕がもしこの時代に生まれていたら
きっと彼らと同じ感覚でいただろうし彼らだけを責められない。
でも形もなく触れられないデータだけじゃ有り難みも
音楽に対する重みもきっと感じられないんだろうなあ。
エアチェックじゃないけどポンポンとクリックするかタップして
次々と曲を変えて適当な感じに聞いてるのだと思う。
別に音楽に重みを持てとは言わないけど僕の時代は
安くはないCDを購入したからには何度も聞くのが当たり前だったし
ジャケ買いで外すこともあれば素晴らしい出会いもあったし
どんどん棚に自分だけのCDコレクションが増えていくのが楽しかった。
今やちょっとしたCD屋なら開けるかも知れないくらいの圧倒的な
量のCDに囲まれて置く場所にも四苦八苦しているなんてねえ。
今日Pのリストを見ていて買おうかなと思いながらカートを
進めていったのだが結局最後の注文確定ページで閉じてしまった。
以前なら何も考えないで即購入していたのに随分変わってしまった。
本当に物欲がないのだ、何か欲しいっていう気持ちが全然湧かない。
30年で初めて経験で今までずっと突っ走って来たのにここに来て
どうでもよくなってしまっている、だからあの頃の気持ちが懐かしい。
Xから始まって色々雑誌などを読み漁って彼らの後輩バンドを
片っ端から聴き漁って似たような系統のバンドを探しまくった。
あの探究心は本当に自分でもすごいと思う、あちこちのお店に電話をして
在庫を聞いてどこにでも買いに行ったし雑誌を隅から隅まで読んでいた。
誰も教えてくれないし自分でやるしかない、そういえば現金書留とか
郵便為替などもCDの通販をすることで初めて利用したので
全く方法がわからず郵便局の人に1から教えてもらった。
CDが届くのを指折り数えて「明日は来るかなあ」と毎晩楽しみにしていた。
僕の心はもう鉄の塊のように何も感じない。
大好きなお店だったHが閉店し、同じ頃にとてもショックなことがあって
それから今に至るまでずっと音楽を避けたままでいる。
もうあの頃には戻ることはないだろうし何とか自分を奮い立たせようにも
気持ちがついていかない、終わりっていうのはこういうものなんだろう。
いつかこのブログも終わる、それは遠い未来でないことだけはわかっている。

航星日誌

現在Sのデモテープ4本がネットオークションに出品されている。
内訳は1本が販売版、3本が配布版で96年に発表されたが
関西で活動していたバンドだけあって当時の編成時の作品は
ほとんど市場に出回らず販売版に至っても一部のショップで
ごく少量だけ販売された幻のアイテムとしても知られている。
Sの主要メンバーが翌年Mで活動することになってから
名前が浸透するという逆転状況によりデモテープが急激に高騰。
複数曲がMでも踏襲されたので音楽性は同じ路線と思っていい。
運良くというか名古屋に在住していたN氏がY(現在は閉店)で
配布版の2本の中古を購入したものを譲ってもらったのだが
残りの2本はまず入手が限りなく無理に近いので揃えることは考えてない。
4本をコンプリートで所持しているコレクターは本当に僅かだろうし
かなり難易度が高いアイテムで、音すらも動画サイトに上がってない。
一説によると配布版に関しては各数十本しか存在してないらしい。
長らく通っていたOにも1種類さえも入荷したことはなかったし
店長のSさんも「あれは相当数少ないんだろうなあ」と言っていた。
全国的に知名度のある中古店でも入ったことがない方が多いと思う。
で、今回の出品分をじっくり検証してみたのだが結論から言うと
入札を考えている人はあくまでアドバイスだが手を出さない方が良い。
残念ながら既に入札されており20人近くがウォッチ登録していることを
考えると値段が上がる可能性がおおいにあるので警護を鳴らそう。
オリジナル版は業務用の印刷ジャケットで非常に精巧に
作られており一目見れば本物かどうか判別が出来やすい仕様だ。
この4本の魅力はそこに尽きる、配布なのにとても完成度が高い。
テープこそ市販のものを使用しているが歌詞カードも印刷用紙。
しかしネットオークションに出品されている4本は写真が
不鮮明ながら紙質が白黒コピー用紙のようなペラペラ感があるし
歌詞カードも同様にコピー用紙っぽく、使用されているテープも
僕が所持しているオリジナル版とは全然メーカーすら異なっている。
4本全部が同じメーカーのテープを使用しているのも怪しい。
ジャケット写真も風景のデザインだとわかりにくいがメンバーの
写真を使用しているものは粒子が粗く髪の毛などが非常に雑。
また、ジャケット用紙に於ける折り目の白いラインも
オリジナル版には存在しないことも付け加えておく。
おまけに説明文を見ると音質が良くないと書かれている。
コピーを重ねた偽物の場合はかなり音質が悪くなる場合が多い。
販売版に関しては歌詞カードが欠品と致命的な問題もある。
勿論出品者もオークションサイトなど出どころがわからないところで
購入してオリジナルだと思い込んで今回出品してる可能性もあるので
一概に意図的に偽物を販売してると断定するのは良くないのかも
知れないが細かい情報が出回ってないビンテージ作品は
安易に手を出すと痛い目を見るので本当に注意が必要だ
(出品者が関東の人間というのもひっかかるところ)。
この4本は冒頭に書いた通りオリジナル版が全く出回ってないし
現在所持しているコレクターは相当のことがないと手放すことは
ないだろうから本物が出品されるのは10年に一度か二度程度だろう。
真偽を確かめるために質問凸でもしようかと思ったが、どうせ
都合悪い質問には回答を控えると思うのでここで注意喚起をしておく。
オリジナルを知らないというのは恐ろしいことだ、今年初頭にPで
注文した某Dのデモテープも店頭確認の際に歌詞カードが欠品であったので
キャンセルしたが僕がもし仕様を知らなければ普通に購入していたと思う。
実際問題90年代に詳しいコレクターの多くはもうシーンに少ないし
生き証人がどんどん激減しているので真実は隠蔽されてしまう。
何度もこのブログで言ってるが本当に貴重な情報はネットにはない。
ましてやマイナー作品の仕様などが細かく記載されているサイトなど
ないので、よくわからないものには''君子危うきに近寄らず''だ。

航星日誌

定期的にあることなのだがこのブログに検索で辿り着いたのか、記事を見て
「探しているCDなので売って下さい」とコメントを下さることが少なくない。
つい最近もそう言ったことがあったのだが大抵その手のコメントは鍵付きなので
返信もおおっぴらに書くわけにいかないし毎回放置してしまって本当に申し訳ないです。
twitterのリプライとは異なりブログにコメントを残すって敷居が高いし
本当に欲しいから藁をも掴む気持ちで書き込んでくれた方もいるとは
思うんだけど、普段から見てくれてる人ならわかって下さっているように
このブログは個人的な記録の置き場所みたいなものなので販売目的とか
交換リストとかではないということだけはわかって欲しいのです。
そして今のところ誰かに販売する予定も気持ちもないことを改めて書いておきます。
こういうことを書くのは心苦しくもあるんだけど、正直な気持ちを言えば
あまりネットの人はもう信じてなくて、特に今は人間不信の極みなので
いくら欲しいとかどうにかして欲しいと言われても心が動くことはないです。
あの、なんて言うか...いくらネットの人に親切にしたとしても
例えば同じ志を持った人に出会って、その人のコレクションのために
尽力を注いだとしても、言葉は悪いけど恩を仇で返す残念な人もいたこともあって
本当にそれは僕にとってショック以外の何者でもなくて...
もう誰かに親切にしたり思いやりを持って接するのが馬鹿馬鹿しくもなって
そういうのもtwitterから離れた理由の一つであることも否定出来ない。
あのー本当にコレクションをしている人たちに伝えておきたいのだけど
こういうものは人の縁とかで手に入ることも少なくないと思うし
感謝の気持ちだけは決して失くして欲しくないなと思います。
誰かが自分のためにしてくれたことを忘れたのかどうかわからないけど
誰かは自分のためにきっとすごく親切にしてくれたのだろうから
そういう思いやりもCDには含まれているんだろうし
人の気持ちを踏みにじって成り立つコレクションなんてないと思う。
誰でも間違いはあるし人を傷つけてしまうこともある、誰もが不完全だから。
そういう時は勇気を出して素直に謝れるような人間であっても欲しい。
どうか感謝の気持ちをなくさないでCDを見るたびに思い出して欲しい。
僕はこのブログによく出てくるSさんとかP氏とかR氏とかN氏とか
Hの店員さんとか僕のコレクションに損得なく協力してくれた
人たちのことを一生忘れないし、一生感謝し続けるんだと思う。
多くの人にお世話になって今の僕があるのだから忘れてはいけない。
忘れることも出来ないし、本当に心の底から感謝の念を持ち続けたい。

航星日誌

僕は音楽を聞き始めた頃からCDが主流になりつつあったので
レコードは一切買ったことがない(企画系は除く)。
X(現X JAPAN)はジャパメタ(ジャパニーズメタルの略)と
所謂当時はお化粧バンドとか髪立て系と言われるシーンの
丁度中間にあったアーティストだと思うが僕は以前のジャパメタを
全く通ってなかったのでそれは今思えば逆に良かった気がする。
80年代の本当の末期から音楽に触れ始めて全く右も左もわからず
教えてくれる人もいなくて、ただ衝撃を受けたって理由だけで
Xの『BLUE BLOOD』を購入して何度も数え切れないくらい聞いた。
前にも後にもXのアルバムはリリースされているが僕にとっては
『BLUE BLOOD』がバイブルでありやはりこれを超える作品はない。
絶対叶うことはないがもう一度真っさらな気持ちでこのアルバムを
聞けたらいいのにと思う、あの頃衝撃を受けた感覚をもう一度、と。
Xから始まって僕は現在進行形でついていくのが精一杯だったので
80年代のジャパメタを後追いで聞くこともしなかったし、それほど
興味がなかった、それはいかにもTシャツ姿で洋楽かぶれのような
バンドが多かったしシーンも移りつつあったので聞く必要もなかった。
当時はバンドブームと相まってたくさんのバンドがタケノコのように
次々と出て来たのでそれらを片っ端から聞き漁るだけで大変だった。
今でこそパッと聞けばどういうバンドなのか、どういう音楽性なのか
ある程度把握することは出来るがまだ当時は音楽の「お」の字も
わかっておらず何度も繰り返し聞くことでしか理解出来なかった。
信じられないかも知れないが僕にもこういう素人な時代もあった。
当時は情報源が限られていて深夜ラジオも貴重なツールだった。
目黒にあったTというお店が土曜日の深夜にラジオ番組をもっており
毎週楽しみにしていて前半はゲストコーナーなのだが(申し訳ないが)
あまり興味のないアーティストが出て来た時は結構退屈な時間だった。
後半はTのお店の宣伝とか入荷した貴重盤の紹介などをしていて
深夜の4時代、もうほとんど朝に近い時間帯だったが睡魔と
戦いながらラジオにかじりついては色々メモをしていた。
毎月お店の売り上げランキングを予想してそれをハガキに送って
見事当てると店内の新譜をプレゼントしてくれるという企画があり
毎月応募していたのだが残念ながら一度も当たることはなかった。
それでも熱心に番組の感想の手紙などを書いてたらいつのまにか
常連リスナーに見られて定期的に手紙が番組内で読まれるようになった。
いちいち貴重盤のうんちくを書いてたので目立ったのだろう。
ラジオから自分の書いた手紙が読まれるなんて不思議な感じだった。
プレゼントと言えばミニコミやフリーペーパーはそもそもの読者が
少なくて応募すると結構な確率で当たっては色々送られて来た。
中には今驚くような価値がつくものもあったりする。
ネットの時代が来ると今度はメールでプレゼントの応募があった。
あるバンドの会場限定作品がプレゼントのラインナップにあって
P氏とR氏にも「応募しなよ」と誘ったら僕を含めて全員が
当選して大笑いしたこともある、あれは本当に運が良かった。
もう今はそういう企画も減ってしまっているしプレゼントと
言えばサイン入りチェキが多くてとても応募する気になれないが。
本当になんか面白い時代を生きれたなって思う。
もうそれだけでも感謝しなきゃいけない。